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「お花見」
桜がところどころで満開を迎え、花見で賑わっています。
花見の始まりは、奈良時代(710年〜794年)にさかのぼります。
当時の日本は中国文化を積極的に取り入れていた時代。
最初の花見は桜ではなく梅の花を愛でる行事でした。
これは当時の中国・唐の文化の影響を強く受けていたからです。
花見には農耕儀式としての側面もありました。
花の開花を見て、その年の農作物の豊凶を占ったのです。
平安時代(794年〜1185年)になると、
貴族たちの間で梅から桜へと花見の主役が移り変わります。
どんなことをしていたかというと、桜の下で和歌を詠み、
酒を飲み、音楽を奏で、貴族同士で交流を深めていました。
平安貴族にとって花見は単なる遊びではなく、
教養と感性を示す重要な社交の場でした。
