「台風」
「台風10号」は“のろのろ迷走”状態で各地に記録的な大雨をもたらしました。
ところで、台風には名前があります。
そして、台風の名前は実は発生する前から決まっています。
アジア各国が持ち回りで名前をすでに付けているのです。
2024年現在で140の名前がありその順番で名前を付けています。
そのため5年周期ぐらいで同じ名前の台風が登場します
(1年で20の台風があるとしたら7年周期ぐらい)。
下記は2024年に発生した台風の名前・意味・名付け国です。
台風第1号 イーウィニャ(嵐の神)byミクロネシア
台風第2号 マリクシ (速い)byフィリピン
台風第3号 ケーミー(蟻)by韓国
台風第4号 プラピルーン(雨の神)byタイ
台風第5号 マリア(女性の名前)by米国
台風第6号 ソンティン(ベトナム神話の山の神)byベトナム
台風第7号 アンピル(タマリンド)byカンボジア
台風第8号 ウーコン(孫)by中国
台風第9号 ジョンダリ( ひばり)by北朝鮮
台風第10号 サンサン( 少女の名前)by香港
そしてまだ発生していませんが次の台風の名付け国は日本で
ヤギ(やぎ座、山羊)です。
「熱中症」
犬は、体の構造が寒さに強いようになっています。
犬の基礎体温は38℃後半から39℃前後といわれていて、人間よりも少し高いことが普通です。
かつ、全身が毛に覆われていて、熱を逃しにくいようになっています。
一方で、放熱する機能は弱く、汗腺も発達していないので、汗をかくことも苦手です。
風が吹く、周りの気温が自分の体温より低い、などの条件があれば熱を逃せますが、
それがなければ、呼吸で熱を逃していくしかありません。
犬は興奮したり、熱かったりするとハアハアしていますが、それは熱を逃しているのです。
これをパンティングといいます。
しかし、パンティングによる熱放散には限界があり、長時間暑い環境にいると、熱中症になってしまいます。
暑い夏は犬にとってつらい季節です(>_<)
「2024年の梅雨」
関東甲信地方は21日梅雨入りしました。
6月21日の梅雨入りは、2007年、1967年の「6月22日ごろ」に次ぐ、記録的な遅さです。ただ、これに伴って梅雨明けも遅くなるかというとそうではなく、
2007年は「8月1日ごろ」と梅雨明けが遅くなりましたが、
1967年の梅雨明けは「7月18日ごろ」で、早い梅雨明けとなりました。
一方「梅雨入りから梅雨明けまでの期間」と「梅雨の時期の降水量」の関係をみると、
梅雨の時期が記録的に短かった2018年(23日間)や2013年(26日間)などは、
梅雨の時期の降水量は平年の60~90%程度です。
ただ、平年の梅雨期間(1か月半程度)よりもやや短い年は、
むしろ降水量が平年より多い年の方が多くなっていて、
短期集中型で多くの雨が降っています。
今年は7月の関東甲信の降水量は平年より多いと予想されていて、
梅雨時期の大雨に注意が必要なのでみなさん気をつけてください。。