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「お花見」
桜がところどころで満開を迎え、花見で賑わっています。
花見の始まりは、奈良時代(710年〜794年)にさかのぼります。
当時の日本は中国文化を積極的に取り入れていた時代。
最初の花見は桜ではなく梅の花を愛でる行事でした。
これは当時の中国・唐の文化の影響を強く受けていたからです。
花見には農耕儀式としての側面もありました。
花の開花を見て、その年の農作物の豊凶を占ったのです。
平安時代(794年〜1185年)になると、
貴族たちの間で梅から桜へと花見の主役が移り変わります。
どんなことをしていたかというと、桜の下で和歌を詠み、
酒を飲み、音楽を奏で、貴族同士で交流を深めていました。
平安貴族にとって花見は単なる遊びではなく、
教養と感性を示す重要な社交の場でした。

「ひな祭り」
明日3月3日はひな祭りです。
女の子の健やかな成長を祈る伝統的な行事です。
雛人形を飾り、白酒、菱餅、あられ、桃の花などを供えて祀ります。
上巳の日には人形に穢れを移して川や海に流す習慣がありましたが、
これが進化して次第に洗練された雛人形を飾り、
流さずに飾るようになり、雛祭りとして広まっていきました。
雛祭りは初めは宮中や貴族の間で行われていましたが、
やがて武家社会でも取り入れられ、江戸時代には庶民の行事となりました。
もともとは端午の節句とともに男女の別なく行われていましたが、
江戸時代になると、華やかな雛人形は女の子に関連付けられ、
端午の節句が男の子の節句とされるようになりました。

「天皇誕生日」
1960年のこの日、2019年5月1日に即位された
現在の天皇(第126代)が誕生しました。
体重2540グラム、身長47センチでした。
この日は皇居内の宮中にて祝賀の儀、宴会の儀、
茶会の儀、一般参賀などが執り行われているほか、
伊勢神宮をはじめとした各地の神道神社では、
天皇の御誕生日を祝う祓い串「天長祭」も執り行われております。
戦前、「天皇誕生日」は「天長節」といって祝祭日の中の四大節の一つでした。
明治天皇の誕生日は1852年9月22日(旧暦)でしたが太陽暦の採用で、
1873年以降は11月3日に変更となりました。
大正天皇の誕生日は1879年8月31日、
昭和天皇の誕生日は1901年4月29日でした。
現在、11月3日は「文化の日」、4月29日は「昭和の日」という国民の祝日になっています。
